111116 天皇杯 岡山戦
3-0○
冷え込んで寒かったです。真冬の格好をするほどでもないけど、秋の格好では震え上がる感じ。もりあがる天皇杯への気分です。桃太郎さんバージョンの曲は意外にカッコよく、わが故郷へのあふれる思いとIdentityが喚起されるいい曲となってました。うらやましいです。試合後にはエール交換もありの、天皇杯らしいムードとなりました。
どのチームにもタイトルへの夢が広がる天皇杯、つまりカテゴリーなどごく仔細なこととなり、結果は気持ちに大きく左右されます。J2がJ1に勝つことは珍しくもなんともない。セレッソがボールをもってましたが、がっちりラインをひかれて球際も厳しく来られていいボールを前線に入れることができません。1対1の勝負にならないように岡山は運動量を上げてきてましたが、それが後半になってしんどくなってきて、まあ助かったかな。
後半交代が利きました。村田君が1対1で仕掛けて勝負をかけてラインをゆさぶることができ、播戸さんがきっちりボールを納めて決定力があるので決められる。岡山はCKになるとぐるぐるタオルを回して自分たちのムードを盛り上げる。押し込まれて危ないシーンもあったけど、なんとかクリアできた。そこがターニングポイントだったかな。追加点も入れることができて、勝利できました。点差ほどには快勝でもなかった、危ない時もあった。まあそれが天皇杯の一発勝負の醍醐味です。
レヴィー監督の退任発表がありました。ファーガソン監督やお隣の西野監督みたいに長く長く監督を続けてほしかったのですが、母国のリーグでないと難しいかなあ。地震だの放射能だの家族も心配がつきないだろうし、究極の負けず嫌いのレヴィーとしては、優勝を狙えない言い訳を並べたくないのかもねえ。村田君が削られてまたブチ切れてガンジーさんに抑えこまれてたレヴィーです。いつも熱い。
監督を代えてゴタゴタするのを何度も繰り返してみてきた身としては、レヴィーにずっとずっといてほしかったです。100%の監督なんてそもそもこの世に存在しないと思ってるけど、100%に限りなく近かった。後半スタートしてがっかりするようなことはほとんどなかった。選手を我慢して使い続けて花開くのをなんどもみたし、若手はぐいぐい伸びていった。選手の短所と長所をうまく組み合わせて、とてもすばらしいチームを作り上げていた。わくわくするような攻撃で、流れの中からの点でないとなんか満足できないようなそんな贅沢ものになってしまっています。
できるだけ長くこのチームを、レヴィーとの時間をもうしばらく楽しませてください。お願いします。
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