110524 ACL R16 ガンバ戦(A)
○0-1 一発勝負なR16。 ガンバ相手に勝ちました。こんなに楽しかったかなと思い出すのもずいぶん前になるくらい勝ててなかったです。ACLに挑戦していることじたいJ2に落ちた頃を思えば夢のようなのですが、実現しています。とてもうれしいのですが、残念なことがたったひとつ。セレッソにとって歴史的ないちページを生観戦できなかった。
ガンバは中二日、セレッソは中三日、その差をおもいっきり生かすことができました。戦略をたてた監督、それを遂行できた選手たち。ガンバ相手に打ち合い上等では、勝てる気がしない。ではアドリアーノ、イグノ、に宇佐美選手、じゃあ押さえ切れるのか、川崎戦は散々だったし、モニは累積でおらんし。モニにかわって康太君、あとはいつものメンバー。これでこんなに守備的にやれるもんやなあって感心した。今期いちばんの集中した試合の入り方でした。マルチネスとボギョンはあがりすぎず距離をうまく保ってた。前は前から守備をがんばってたし、機を見て攻める。リスクはおかさない。ゆえにチャンスは少ない。マルチネスはほらくりだったけど、乾君がボールもつとわらわらやってきてた。康太君はアドリアーノに仕事をさせず、ふんばった。前半を失点0点におさえてボールをまわして相手が疲れるのをじっくり待つ。これで目的の50%以上は達成できてた。
予定通り中後選手とルイをいれる。ボギョンを前へ。ボギョンはぐいぐい前へ。やっと高橋選手と連携が形になってきたのかな。こうだすからこういうふうに行ってねっていうのがなかなかうまくいかなかったけど、この大舞台でようやく形に。ワッキーがNHKの番組で王将で修行して新築開店の店でレバニラをつくるというのをやっていた。王将のあの実戦のスピードの中でしかプロの使える技術は成長しないとか言ってて、サッカーが例に出されてた。妙に納得していた。実戦何試合かは我慢しないといけないってレヴィ監督がずっと言ってたもんねえ。キヨちゃんが上がっていくのに加地選手がついてこれなくなってきてたまらずファウルでイエロー、汗が尋常でないかきかた。これで目的の70%は達成。後半20分をすぎるとガンバの出足がどんどん鈍ってくる。
ピンパォンに何本かいいボールが入る。クロスがくるのに対応しててGKがあけてしまった隙をついてゴールを高橋選手が決める。値千金、セレッソをアジアベスト8に導くゴールが決まった。セレッソを語るときに延々と語り継ぐことになるゴールです。最後に自陣ポストにあたるひやひやがあったけど、90分で勝ちを得ることができました。
疲れてるはずのガンバが延長を考えているようで、そこがまあ不思議。90分で勝負をかけた戦略勝ち、私は前半後半のセットを逆にもってくるんじゃないかと思ってたけど、レヴィに裏をかかれました。西野監督もそうだったのかな?わかりません。
それから、ピッチに水を撒くことですが、確かにボールがすべってうまくパスがつながらない場面がありました。乾君もイエローもらっちゃったりしてしまったし。その試合をとってみて短期的にみると確かにホームが有利なのかもしれないけど、そこをホームをするものはつねに雨降りばかりで、踏ん張らないといけないわけで、膝や足首、腰、靭帯や筋肉に過剰な負担がかかると思われ、長期的にみると疲労蓄積につながり、怪我をしたり、怪我が重なれば選手生命にもかかわるんではないかと思うんですけど。まあ、チームの方針というものはそれぞれですけどね。
正月の国立でできなかった、布陣の変更ができるようになりました。ボギョンのおかげやけど、うーんこれを黒木君や蛍君にマスターしてもらいたいもんです。
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